ロビンフット靴店
靴を何足買っても足に合わないという方がたくさんいらっしゃいます。
また、シューフィッターに足を測ってもらい、23cmのE だと言われ、
選んでもらって買ったのに足が痛いという方や、
オーダーで作ったのに具合が悪いという方までいらっしゃいます。
どうしてそんなことになるのでしょう?
靴の歴史はファッションの歴史。
これまでの靴はつま先を細くするという
美の共通認識で作られている
足の形はつま先が広い
足に合う靴はつま先の広い靴
足に合う靴も、合わない靴も、履き分けて、おしゃれを楽しむ
パンプスは女性のおしゃれのために欠くことのできない靴です。
けれども、ヒールを高くし、つま先を細く作るため、足に負担がかかります。
地球環境や健康を尊ぶ時代、ニューヨークの通勤の女性が、
スーツ姿にパンプスではなく、 スニーカーを履くというのはわからないでもありませんが、
わたしたち日本人は違和感を覚えます。
そんな中、世界のファッションをリードする東京で、スーツにもスカートにも似合う、
スニーカーのような履き心地の靴が発表されました。
日本初、第3のカジュアルシューズ
下の靴は、最近のバレリーナシューズの流行が、機能的に深化して出来上がった靴です。
靴底には足の裏から骨格を支える「アーチサポート中敷き」まで入っています。
古くはベルバラやリセエンヌ、新しくは日本のアニメ文化の「かわいい」のエキスを感じます。
カジュアルでありながらエレガントに履ける第3の靴として、東京が世界に発信しています。
日本はとうとう健康靴の機能を組み込んだパンプスまで作ってしまった
下の靴は、冠婚葬祭や就活、仕事でも長時間履ける足の健康を守るパンプスです。
日本人は、世界の文化を吸収し、融合発展させることに優れています。
靴もイタリアの技術とファッションに、ドイツの足の解剖学的医学的技術を
組み込んだパンプスを作ることに成功しました。
上のワンベルトの靴は、イタリアの特別の革を使って仕立てています。
下のサルクはドイツの整形外科靴技術をもとに、 日本人用に特別に開発された中敷きが入っています。
「この靴だけは履き心地がいいの。こんな靴、お宅にもありますか?」 と
軽くて柔らかな靴をお履きになって、ご来店のお客様がいらっしゃいます。
「お膝の具合はいかがですか?」 と尋ねると、
「最近、歳のせいで痛いの。」とおっしゃいます。
手で持って軽くて柔らかな靴は、靴底やカカトに芯が入っておらず、
足の骨格を支える力が無く、足や膝・腰を痛める危険性があります。まさに骨抜きの靴なのです。
ところが、そんな靴ほど足触りが良く、足に合っていて楽と勘違いされ、良く売れます。
足や膝に悪い影響が出ても、靴のせいとは思われないようです。
靴の本質を踏み外した受け狙いの靴がよく売れる
量販店やチェーン店が台頭し、効率で靴を売る時代になりました。
靴の芯を抜くと、靴が安く作れ、しかもお客様が喜ぶとなれば、
靴作りはそういう方向へ流れてしまいます。
心あるメーカーや専門店は、心を痛めています。
特に高齢者や足に問題のある方が、そういう靴を履いたのでは、
ますます足や膝・腰を痛めてしまいます。
正しい靴の選び方、履き方、歩き方を知っていただき、健康で快適に歩き続けられる
靴を、いつまでも売り続けていきたい。
それが当店の願いです。不況は続き、ますます、いい加減な靴が増えて行くと思いますが、
当店は安くてもきちんとした靴を揃え、(こんな世の中ですので、つい安い靴に目が向いてしまいがちなのです)
本当にいい靴は値段も高くなりますが、できる限りお安くご提供できるよう頑張ってまいります。
現代日本人にとっての足と靴
ドイツ整形外科靴技術の意義