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 良い靴の選び方
1.足の健康について7.薄型オーダー中敷き13.足のトラブル解消法
2.靴の選び方8.軽くて軟らかい靴14.病気やケガに対応する靴
3.靴の履き方、歩き方9.外反母趾について15.ドイツのサンダルはすごい
4.子どもの足と靴10.タコ、ウオノメ、巻爪について16.つま先に1.0〜1.5cmの余裕が必要
5.TPOによる靴の履き分け11.扁平足、開帳足について17.素晴らしいウォーキング
6.パンプスの選び方12.膝・腰・股関節に対応する靴18.指の運動で、予防と改善


 足の健康について


 足は全身を支配する
 日本人は、欧米諸国に比べて、自分の足の健康に無関心です。 外反母趾や扁平足、カカトのゆがみなど、全体の8割くらいの人が足に何らかの障害を抱えています。
 そのことで靴の履き心地が悪くなっているにもかかわらず「靴が合わない」と決めつけてしまい、 自分の足に根本的な問題があることに、あまり目が向かないのが実情です。

 靴の本場、ドイツでは、赤ちゃんの頃から足の健康診断を行っています。 これは「足は全身を支配する」という考えが広く浸透しているからです。
 カカトの骨がゆがんでいると、膝や腰に負担がかかり、土踏まずも形成されにくく、 歩き方が変になり、からだの成長にも影響します。

 皆さんは眼が悪ければメガネを作りますね。足のゆがみは視力と一緒。 近視や乱視の人が間違ったメガネをかけ続けると、ますます眼を悪くしてしまいます。
 同様に、足のゆがみに対してきちんと対処していない靴を履き続けると、かえって足を痛めることになります。 足だけでなく、膝や腰の痛みに発展する可能性もあるのです。

 足のゆがみは素人目になかなか判断がつきません。足の健康に詳しい靴屋さんなどに見てもらい、 今、履いている靴に問題がないか、どんな靴が自分に合うのかなど、一度アドバイスを受けると良いでしょう。



店主小黒一夫

店主・小黒一夫







ドイツの健康靴


足の眼鏡といわれる靴の中敷き(足底板)



 靴の選び方

 ウォーキングに適した靴とは?
 靴はウォーキングの大切な要素です。 選び方や履き方を間違えるとかえって足に負担がかかります。 以下のような点に注意しましょう。

  1. つま先に最低1cmの余裕(捨て寸)を
     つま先に1.0〜1.5cmくらい捨て寸のある靴を選びます。靴の前に余裕がないと、 足を蹴り出す時、ゆび先が前に伸び、靴に当って圧迫されます。


  2. ひも(またはマジックベルト)の靴が基本
     かかとを靴の後ろにしっかりつけ、つま先に近い前の方からきつめにしっかり締めます。


  3. ソフト過ぎない靴
     靴底全体がフニュッと軟らかいものはかえって疲れます。 むしろ、靴底が硬めで、ゆびのつけ根の部分だけが曲がるものがよいですね。 さらに、かかと周りが固く、しっかりしたものを選びましょう。


  4. 軽量は考えもの
     軽いこと=疲れないと思われがちですが、実は逆です。ウォーキングは、いわば振り子運動。 軽量なものよりもむしろ、少し重めの方が疲れにくいのです。




 靴の履き方、歩き方


 正しい履き方、3つのポイント


 靴をゆるゆるにして履くと、足にも体にも良くありません。足に合った靴をキッチリ履くと、足の機能を補助してくれます。

  1. 甲のひもやマジックベルト(ベルクロ)を充分にゆるめ、足のカカトを靴のカカトに(意識して)ぴたっと合わせる。

  2. 靴を選ぶときは、捨て寸を1.0〜1.5cm取る。

  3. 甲のひもかマジックベルトを、隙間がないよう、痛い一歩手前まできつく締める。
  • カカト部分は大切な構造なので、カカトをつぶしてしまうと、その機能がだいなしになります。



かかとトントン。靴のカカトに足をピタッと付けます。


つま先には1.0〜1.5cmの捨て寸を


つま先を上げて前の方からひもをきつく締めます。

 
 正しい歩き方

 カカトから着地して歩く
 靴が決まれば、次は歩き方。かかとからの着地がポイントです。

 頭を少し上向きに胸を張って歩くと、自然に膝が伸び、かかとから着地することができます。

  

歩き方


 子どもの足と靴


 子どもの靴の選び方
 靴文化の先進国のドイツでは「足は全身を支配する」という考え方が浸透しており、 赤ちゃんの頃から足の健康診断を行い、子どもの足の発育に注意を払っています。

 足は26個の骨から実に精密にできています。 生まれた時は軟骨状態ですが、3、4歳頃にはカカトの骨が形成され、土踏まずが発達していきます。

 子供の足は1年に1cm程成長しますが、3歳位までは神経も未発達なので、 痛いとかきついとかも、自分では良くわかりません。3ヶ月に一度位は足に合っているかどうか見てあげてください。

 7歳頃までが骨の形成にはとても大切な時期です。 12歳頃までは不安定なので、しっかりした靴を選ばないと骨はゆがんだまま育ちます。

 お子様のカカトの骨からアキレス腱に沿うラインは床に対して垂直ですか?  素足の状態で後ろから見てあげてください。 カカトが内側や外側にゆがんでいるとO脚やX脚になったり、土踏まずが形成されなくなります。

 子どもの靴は、カカトをしっかり支え、ヒモやマジックベルトでキッチリ固定できるものを選んであげてください。 薄っぺらな素材やすぐに成長するからと大きすぎる靴もよくありません。 小さいうちは、くるぶしまであるハイカットが理想です。

 子どもの足の問題は、靴を変えれば短期間のうちに症状が改善されることが多いです。

 学校で上履きとして履かれているバレエシューズや通学用のローファーシューズで足を痛める子供が増えています。

 バレエシューズは底が薄く、カカトにシンも入っていないので、成長期の子供の足を支えるにはあまりにも貧弱です。 カカトの骨を歪めて、扁平足やX脚・O脚になったり、へんな歩き方の癖がついてしまいます。

 ローファーシューズは、靴に調整機能が無く、色んな足の子に合いにくく、無理矢理靴に足を突っ込んで履いて、外反母趾になりやすい靴です。

 うわ履きも通学靴も、ベルトで調節のきく靴を選びましょう。

 子供靴 子供靴
 子供靴 子供靴
ロビンフットおすすめの子供靴




足の角度




 上履き 上履き
ロビンフットおすすめの上履き



 通学靴 通学履き
ロビンフットおすすめの通学靴



 TPOによる靴の履き分け


 足に良い靴、オシャレな靴
 「足に合う靴がなかなか見つからないので、 ぴったりの靴をオーダーで作ってください」 というお客様がいらっしゃいます。
 ほとんどのお客様が、つま先の細い、足の形に逆らった靴を希望されます。

 人間の足は本来つま先が広がっているもので、 それに逆らった形の靴をオーダーで作っても、足に合うわけがありません。
 足に合う靴はオーダーで作らなくても普通に売っています。 自分の足の形に近いつま先の広い靴を選べば、それで良いのです。
 ただそれではオシャレに靴が履けないという「美意識」が問題になります。

 健康時代のオシャレはこうした靴を美しく履きこなすことにあります。 古い美意識にとらわれず、日常的には足に合ったつま先の広い健康的な靴を、 そして、パーティや結婚式など晴れの場では、足に合わないつま先の細い靴も無理のないように履きましょう。
 足に合わない靴まで、さも合うように言う時代は終わりました。

 繰り返しますが、足に合う靴は人間の足の形をしています。

足の形に近いつま先の広い靴



 パンプスの選び方

 足がズレない機能を
 パンプスはつま先が細くヒールがあるため、長時間履くと足だけでなく体の調子もおかしくなります。

 近年、欧米先進国ではタバコ撲滅運動とともに、パンプスも健康を害する「足もとのタバコ」と認識されるようになり、特別ドレスアップした社交の場以外履かれなくなりつつあります。
 ニューヨークの通勤の女性が、スーツにスニーカーといういでたちなのはそのためです。

 足が痛いといってパンプスをオーダーで作る人がいますが、足が痛くならない方法は、パンプスを脱ぐ以外ありません。

 パンプスに履き心地を求めるなら、いかに靴の中で足がズレないかの機能を追求するべきです。それにはひもやベルト付きのものが一番です。

 ヒールは低いほど楽で、靴の形状も足の形状に近いものほど疲れません。というわけでパンプスに履き心地を求めると、デザインが制限されてしまいます。






 おしゃれな靴には薄型オーダー中敷きを


 デザインを活かし、履き心地をオーダー
 「足に合う靴がなかなか見つからないので、ピッタリの靴をオーダーで作ってください」というお客様がいらっしゃいます。

 たいがいはつま先の細いパンプスのようなおしゃれな靴を希望されます。
 人間の足は本来つま先が広がっているものです。それにもかかわらずつま先の細い靴では、たとえ、オーダーで作っても足に合いません。

 パンプスに履き心地を求めるなら、甲にひもやベルトの付いたものを選ぶのが一番ですが、プレーンなデザインを好む人には納得できません。

 ところで靴は、足を乗せる中底と、足を囲いオシャレを表現するアッパーからなっていますが、 アッパーはおしゃれのために足の形を無視したとしても、中底は足の裏ぴったりにすることができます。

 ドイツの整形外科靴技術を駆使して作る薄型オーダー中敷きは、足の裏から骨格を支え、靴の履き心地を良くします。

 デザイン重視の靴をオーダーで作るなら、こうした中敷きをオーダーで作った方が、ファッションも履き心地も満足でき、足の健康も守ることができます。

薄型中敷
ドイツの整形外科靴技術を
駆使して作る薄型オーダー中敷き






アイビー鉢


 足に良い靴は軽くて柔らかな靴?


 体重を支える硬い芯
 「軽くて軟らかくて楽な靴をください」というお客さまがたくさんいらっしゃいます。重いと疲れるし、硬いと靴擦れができると思われているのでしょう。

 「楽な靴」とは、足を守り、たくさん歩いても疲れない靴をいうはずです。
 例えば、登山靴は一日中歩いても疲れないように硬く重くできています。街を歩く靴と登山靴では歩く環境が違うので、単純にはいえませんが、足によい靴は体重をしっかり支えるために、靴底やカカトに硬い芯が入っています。

 そのため、手で持つと少し重く硬い感触がします。しかし、履いて歩いてみると重さは感じません。それは靴の重さで足が前に振り出されるからです。
 よほど筋力がなく歩くのがやっとという人以外は、靴は少し重い方が楽に歩けるのです。

 カカトの芯が初めのうちは足に当る感じがするかもしれませんが、しばらく履くと足に馴染んできます。
 右の写真のように、ねじれてしまうような軽くて軟らかな靴では、体重を支えきれず、足だけでなく膝や腰も痛めてしまいます。


足に良くない、ねじれてしまう
軽くて軟らかな靴





足に良い、カカトや底に芯の入った靴
ゆびのつけ根部分だけ屈曲する



 外反母趾について


 靴で改善も可能です
 外反母趾は
丸囲みの1、靴で足ゆびの自由が奪われる。
丸囲みの2、そのために筋肉やじん帯の力が弱まる。
丸囲みの3、足のすぼみ(横のアーチ)に力がなくなり、足が横ヒラキに広がり、母趾の関節が靴にあたる...
 といった過程で発症します。

 丸囲みの1の靴は窮屈な靴だけに限りません。スポッと履く靴も、靴が脱げないようにゆびを曲げて踏ん張って歩くので、足ゆびの自由を奪います。

 そのため、ハイヒールを履く女性だけでなく、ズック靴を履く子供や、通学にローファーを履く学生にも、外反母趾は多いのです。

 外反母趾になってもあきらめる必要はありません。靴で改善も可能です。足の健康に詳しい靴屋さんに見てもらい、どんな靴が自分に最適で、どのように履けば良いのかなど、一度アドバイスを受けるとよいでしょう。

 「外反母趾用」と銘打った靴が売られています。たいがいは「EEE幅広でゆったり」と書いてあります。

 ところでEは幅の表示でしょうか?実はそうではありません。Eは親ゆびと小ゆびの付け根をぐるりと結ぶ足囲のことで、足幅のことではありません。

Eがたくさん付いていても、甲が高いだけで幅はそれほど広くない靴が「外反母趾用・EEE幅広でゆったり」として売られています。

 幅が広くゆったりしていれば外反母趾に良いようなイメージがありますが、外反母趾に良いか悪いかの決め手は、靴のつま先の形状にあります。

 先端まで幅が広ければよいのですが、途中から細くなっている靴では、親ゆびが靴に曲げられて外反母趾はひどくなります。 人間の足は、つま先へ行くほど広がっているものです。

足に合う靴はそうした人間の足の形に逆らわないつま先の広い靴です。「外反母趾用」と書かれていても、つま先の細い靴では「外反母趾悪化用」になってしまいます。 くれぐれもご注意を。








足囲と足幅







外反母趾に正しく対応する靴



 タコ、ウオノメ、巻爪について


 合わない靴への、足の防衛反応
 足の角質やタコ・ウオノメは、靴で皮膚が刺激され、防衛反応で固くなってできます。 広範囲な刺激が角質やタコに、局所的な刺激がウオノメになります。よくできる位置と主な原因は、

丸囲みの1、ゆびの間は靴による圧迫。

丸囲みの2、前足部やカカトは足の裏のアーチに問題。

丸囲みの3、親ゆびの付け根や小ゆびの外側はカカトの骨の歪み。

丸囲みの4、巻爪は靴の先端や上から爪が圧迫されて発症します。

丸囲みの1はつま先が広く、厚みのある、ひもかベルトの靴をきちんと履くことで解消されます。
丸囲みの2 と丸囲みの3 は、靴の中敷きを調整したり、オーダー中敷きを作ることで解消できます。

 足裏のアーチやカカトの骨の歪みも関連しますが、何といっても、ゆびが自由に動けるゆったりしたひも靴を、 つま先に1〜1.5cmの余裕を取って、ギュッと結んで履くことです。



 扁平足・開帳足について


 足のアーチのトラブル
 足に何らかのトラブルを持つ人は大人の80%と言われています。

 そのカギを握るのが、足裏に弧を描くように形成された「3本のアーチ」。
 このアーチが歩く時にしぼんだり、開いたりして、スプリングのように衝撃を吸収し、 心臓に血液を送り出すポンプの役目も果たしています。

 親ゆびと小ゆびの付け根を結ぶ横のアーチ(右図の )がつぶれた状態が「開帳足」です。
 前足部が広がり薄べったくなり、前足部にタコ・ウオノメができやすくなり、 長時間歩くと足の裏がしびれたり、痛くなります。叉、外反母趾の形成にもつながります。

 土踏まず(右図の )がつぶれてペタンとした状態が「扁平足」です。
 一番大きな足のクッションがなくなるので、足の疲労や痛み、膝痛や腰痛の原因になります。

 これらの症状は、自分の足に合った「靴の中敷き(足底板)」を入れることで改善されます。

足のアーチ
     内側の縦のアーチ(土踏まず)
     外側の縦のアーチ
     横のアーチ


 膝・腰・股関節に対応する靴


 中敷きや靴底で足もとを固めます
 足のカカトの骨は建物にたとえれば土台石にあたり、これが右や左に傾くと、 ピサの斜塔のように建物(脚)が傾き、建物のつぎ目にあたる膝の関節に負担がかかり、膝痛がおこります。

 また、脚の長さが左右均一でない場合、骨盤の歪みに関連して、腰痛や股関節痛が起こります。足の裏のアーチの低下も関節痛の原因です。

 これらの問題を、靴の中敷きや靴底で対応して足もとを固めれば、膝や腰、股関節の痛みは、軽減します。



 足のトラブル解消法


 自分に合った靴と中敷きで、症状が改善されます
 当店では「整形外科靴マイスター」という母国ドイツの国家資格を持つ、 カール・ハインツ・ショット氏と提携し、氏の工房でオーダー中敷きを製作しています。

 ショット氏は、整形外科靴を広めたいと、名古屋にある「足と靴の科学研究所」で、 日本人向けの靴開発や、職人教育に携わりました。

 長年、外反母趾とモートン病(足のアーチが崩れ、神経が圧迫される)のために歩行が困難だった方にも、 「医師からここを紹介され、靴と中敷きを変えることで、歩けるようになりました。人生が変わったような気がしています」と喜んでもらっています。

 膝関節症・股関節症・腰痛をはじめ、歩行に支障がある方も、自分に合った靴を選び、 中敷き(足底板)などで正しく補正することで、症状が改善されます。
 



 病気やケガに対応する靴


 足の負担を少なくします
 リウマチや糖尿病などの病気により、「合う靴がない」「歩くことが苦痛」という悩みを抱える人がいます。 これらの病気では慎重な靴選びが必要です。

 症状の進行により痛い箇所が変わるリウマチでは、変形した足の状態に合わせて靴の中や靴底を補正し、 足への負担を少なくし、歩行を手助けします。

 糖尿病では皮膚や血管が弱く、もろくなるので、ちょっとした傷からの感染、壊死を起こしやすく、足の切断につながる危険性があります。 タコや傷にならないよう、靴は足に当る部分に柔らかい素材を使い、縫目を少なくする必要があります。

 このように、一人ひとりの症状に合わせて、靴の補正を重ねることで、症状を緩和させ、歩行を助け、 「歩いてみよう」という前向きな気持ちを起こさせることができます。 病気にも靴が重要な役割を果たしているのです。そのため、靴店も常に専門的な知識や技術が必要となります。

 最近では、医師から紹介されて来店される方も増えました。靴店と医師との連携も非常に大切ですね。 歩くことをあきらめないで、信頼のおける靴店に、一度相談してみるとよいですね。

アイビー鉢





ロビンちゃん


 ドイツのサンダルはすごい


 まるで裸足のよう
 サンダルは、足が前に出てしまい、カカトが浮き、歩きにくいという人がいます。
 そんな人は、ちょっと値段は高いのですが、ドイツのアーチサポート付きサンダルを履いてみてください。

 アーチサポートというのは土踏まずをはじめ、足の骨格を足の裏から支える機能をいいます。
 サンダルが足にぴったり吸い付き、まるで裸足で歩いているような感覚になれます。
 もちろん、足が前にのめったり、カカトが浮く心配はありません。新しい世界が開けてきて、やみつきになるかも知れません。

 しかも足や体の健康によく、外反母趾や扁平足、タコ、ウオノメ、巻爪、ハンマートゥの改善や、膝関節症、腰痛の軽減にも役立ちます。
 年中仕事や室内で履いている人がいるというのも、うなずける話です。サンダルを通して、ドイツの靴文化のすごさが見えてきます。

 ドイツ製品は、サンダルも靴も大体2万5千円以上します。ただ、履き捨てではなく、修理をしながらずっと履けるので、永い目で見れば経済的です。


 フィンのサンダル


 つま先に1.0〜1.5cmの余裕が必要


 歩くと足のゆびが伸びます

 靴はつま先に大人で1.0〜1.5cm、子供でも7〜8mmの余裕(捨て寸)が必要です。
 それは歩く時、足が屈曲して足ゆびが1cmほど前に伸びるからです。
 足ゆびの自由を確保し、足の健康を保つため、捨て寸は必要です。

 ところで、スポッと履くスリッポンやローファー、パンプスで、捨て寸は取れるでしょうか?
 さっと履いてさっと脱げるこうした靴は、履き口を留めて甲を押さえる機能がありません。
 そのため、1.0〜1.5cmの捨て寸を取ると、靴の中で足が泳ぎ、歩きにくくなります。
 正しい捨て寸を取れる靴は、ひも靴かマジックベルトで甲が押さえられる靴です。

 当店でお客様に捨て寸のお話をすると、そんな大きな靴は履いたことがないと言われる方がいらっしゃいます。
 スポッと履く靴だけでなく、ひも靴でもひもをユルユルにしてスポッと履いていれば、キツキツに靴を履くしかありません。
 残念なことに足が痛い、疲れる、巻き爪や足の変形があるという人に靴の捨て寸を正しく取っていない人が多く見られます。

 ひも靴のひもを"キュッ"と結ぼう

 スポッと履く靴や、ひも靴でもひもをユルユルにして履く場合は、つま先に1.0〜1.5cmの捨て寸を取ると靴が脱げてしまうので、 小さめのサイズを履くことになります。

 朝晩、丁寧に歯を磨いて虫歯を防ぐように、足の健康を守るためには、右上の参考写真のような靴の履き方が必須です。

 靴をゆるゆるにして履くと、足にも体にも良くありません。足に合った靴をキッチリ履くと、足の機能を補助してくれます。

 ひもが面倒な人はマジックベルト付きの靴(靴例)や、ひも靴でもファスナーの付いた靴(靴例)がおすすめです。


かかとトントン。靴のカカトに足をピタッと付けます。


つま先には1.0〜1.5cmの捨て寸を


つま先を上げて前の方からひもをきつく締めます。


 マジックベルト付きの靴


 ファスナーの付いたひも靴



 素晴らしいウォ−キング


 手軽で、大きな効果
 ウォーキングは誰にでも手軽に出来、効果も大きな素晴らしい運動です。

 歩幅を大きくし、速めに歩くウォーキングは、 血行を良くして、平常時の血圧を下げ、心臓や肺・内臓、筋肉や骨も丈夫にします。 脂肪を燃焼して肥満を防ぎ、悪いコレステロールを減らして良いコレステロールを増やし、成人病を予防します。
 脳への酸素供給も増えますから、ボケの防止にもなります。 他のスポーツのような怪我の心配もなく、爽やかな気分になれます。

 ウォーキングは背筋を伸ばし、大またで、カカトから着地し、ヒジを振って歩きますが、 自分の気持ち良いスタイルでかまいません。苦痛に耐えるのではなく、気持ち良さが大切です。
 軽い散歩でも、ストレスの解消になり、体調の維持や回復をします。

 普通に歩くスピードは時速4〜5.5kmで、1分に60〜90m。高齢者はその2〜3割減ですが、 運動としてのウォーキングはそれより速く、時速5.5〜6.5km、1分に90〜110mで、高令者はやはり2〜3割減。心拍数も少し高くなり、少しきつい位です。
 健康に良いとされる「適度な運動」は、週2〜3回、1回20〜60分、自分の最大心拍数の60〜80%で行う運動ですから、 いつでも誰にもできるウォーキングは最適です。

 ちなみに最大心拍数は普通「220−年令」で求められ、定期的な運動をしている人は「210ー(年令÷2)」という式もあります。

 速く歩くウォーキングは、靴のカカト後端のごく小さな面積に、体重の数倍もの荷重がかかります。 それが何千回、何万回と繰り返されますので、カカトのしっかりしたウォーキングシューズを履きましょう。




気持ちよく歩けば、月にまで!








 散歩が好きなドイツ人

 ドイツ人は昔から散歩が大好きで、老若男女が森や公園、街中を良く歩きます。 赤ちゃんも乳母車で参加し、雨にも風にも雪にも負けずに歩きます。暑さには弱いようですが^_^; つい最近まで、毎日曜に親戚全員で散歩というすごい習慣もありました。

 そういえば、ゲーテやベートーベンも散歩好きとして知られています。ドイツの高機能ウォーキングシューズはそんな古くからの散歩文化の賜物でもあります。

 日本にも江戸から往復900キロのお伊勢参り、88カ所1200キロの四国遍路、3万5千キロの比叡山千日回峰行など、様々な歩き文化がありましたね。




 指の運動で、予防と改善


 足の障害予防や改善になります。
 簡単な足指の運動で、足裏や指の筋肉を鍛えられ、足のアーチの崩れを防ぎます。
外反母趾や開張足、偏平足の予防・改善になり、バランス感覚も向上します。どれか一つでかまいません。
1、つま先立ち
 床にまっすぐ立ち、壁やイスの背などに手をつき、
両足のかかとを上げてつま先立ちをし、下げます。
上げ下げ20回×3セット。できたら毎日行います。

2、指のグー・チョキ・パー
 裸足でイスに座り、左右の指全体を広げてグー、親指だけ立ててチョキ、全部広げてパー。 これをを左右10回ずつ。お風呂の中で行うのも効果的です。

3、指でタオル寄せ(タオルギャザー)
 イスに座り、足の下にタオルかハンカチを敷き、足の指で掴み寄せます。2〜3回繰り返します。
 足で掴んで少し持ち上げ、そのまま15秒保持する方法もあり、これも左右3回。











 足裏の筋力と、バランス感覚のチェック
 「目をつむって、片足で何秒立っていられるか」
  で測ります。

 ・両手を腰に当て、両目を閉じ、片足立ちする。
 ・目が開く、軸足がずれる、上げた足が床に着く、
  腰から手が離れる、で終了。

 ・基準値は
   20代70秒、30代55秒、40代40秒
   50代30秒、60代20秒、70代10秒


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