そのことで靴の履き心地が悪くなっているにも関わらず「靴が合わない」と決め付けてしまい、自分の足に根本的な問題があることに、あまり目が向かないのが実情です。
靴の本場、ドイツでは、赤ちゃんの頃から足の健康診断を行っています。これは「足は全身を支配する」という考えが広く浸透しているからです。
カカトの骨がゆがんでいると、膝や腰に負担がかかり、土踏まずも形成されにくく、歩き方が変になり、からだの成長にも影響します。
皆さんは目が悪ければメガネを作りますね。足のゆがみは視力と一緒。近視や乱視の人が間違ったメガネをかけ続けると、ますます眼を悪くしてしまいます。
同様に、足のゆがみに対してきちんと対処していない靴を履き続けると、かえって足を痛めることになります。足だけででなく、膝や腰の痛みに発展する可能性もあるのです。
足のゆがみは素人目になかなか判断がつきません。足の健康に詳しい靴屋さんなどに見てもらい、今、履いている靴に問題がないか、どんな靴が自分に合うのかなど、一度アドバイスを受けると良いでしょう。
店主 小黒一夫
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