良い靴の選び方3

子どもの足と靴

●子どもの靴の選び方


靴文化の先進国、ドイツでは「足は全身を支配する」という考え方が浸透しており、赤ちゃんの頃から足の健康診断を行い、子どもの足の発育に注意を払っています。

足は26個の骨から実に精密にできています。生まれた時は軟骨状態ですが、3、4歳頃にはカカトの骨が形成され、土踏まずが発達していきます。

7歳頃までが骨の形成にはとても大切な時期です。 12歳頃までは不安定なので、しっかりした靴を選ばないと骨はゆがんだまま育ちます。

3才くらいまでは神経も未発達で、痛いとかきついとかも自分ではよく分かりません。 子供の足は毎年1センチ程大きくなりますが、小さすぎる靴や大きすぎる靴は足をゆがませたり、痛める原因になります。 大人が3カ月に一度位は足と靴が合っているか確認しましょう。

お子様のカカトの骨からアキレス腱に沿うラインは床に対して垂直ですか。素足の状態で後ろから見てあげてください。カカトが内側や外側にゆがんでいるとO脚やX脚気味になったり、土踏まずが形成されなくなります。

子どもの靴は、カカトをしっかり支え、ヒモやマジックテープでキッチリ固定できるものを選んであげてください。薄っぺらな素材やすぐに成長するからと大きめの靴もよくありません。小さいうちは、くるぶしまであるハイカットが理想です。

子どもの足の問題は、靴を変えれば短期間のうちに症状が改善されることが多いです。



学校で上履きとして履かれているバレエシューズや通学用のローファーシューズで足を痛める子供が増えています。

バレエシューズは底が薄く、カカトにシンも入っていないので、成長期の子供の足を支えるにはあまりにも貧弱です。カカトの骨を歪めて、扁平足やX脚・O脚になったり、へんな歩き方の癖がついてしまいます。

ローファーシューズは、靴に調整機能が無く、色んな足の子に合いにくく、無理矢理靴に足を突っ込んで履いて、外反母趾になりやすい靴です。

うわ履きも通学靴も、ベルトで調節のきく靴を選びましょう。


1.足の健康について
2.靴の選び方と正しい歩き方
3.子どもの足と靴
4.足のトラブル解消法
5.TPOによる靴の履き分け
6.軽くて柔らかい靴
7.パンプスの選び方
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